• 「Amazon Flexや軽貨物で独立したい」
  • 「配送で開業したいけれど、黒ナンバーって何から始めればいいの?」

そんな方に向けて、黒ナンバーの取り方を、最新の制度に沿ってわかりやすく解説します。

2025年4月から手続きのルールが一部変わり、新しく講習や診断が必要になりました。

この記事では、2026年現在の最新フローで、必要な書類・費用・流れをまとめています。

これから配送で独立する方は、ぜひ参考にしてください。

黒ナンバーとは

黒ナンバーとは、黒地に黄色い文字のナンバープレートのことで、軽自動車で荷物を有償で運ぶ「貨物軽自動車運送事業」に使われる営業用のナンバーです。軽バンや軽トラックなどの配送車に取り付けられ、その車が事業用であることを示します。

普段よく見かける黄色いナンバーは「自家用」。これに対して黒ナンバーは「営業用」です。

ここが重要なポイントで、自家用の黄色いナンバーのまま、お金をもらって荷物を運ぶことは法律違反になります。

Amazon Flex、Uber Eatsの配達(車両利用の場合)、出前館、ヤマトや佐川の委託配送など、報酬をもらって荷物を運ぶ仕事をするなら、黒ナンバーの取得は必須です。

逆に言えば、黒ナンバーさえ取得すれば、個人でも配送ドライバーとして独立できます。

黒ナンバーは個人でも取得できる

「会社じゃないと無理なのでは?」と思う方もいますが、黒ナンバーは個人事業主でも取得できます

実際、軽貨物ドライバーの多くは個人で開業しています。

ECサイトの普及やフードデリバリーの浸透で、軽貨物ドライバーの需要は年々高まっています。

副業として始める方、定年後のセカンドキャリアとして選ぶ方も増えています。

 【2025年改正】手続きの流れが変わりました

ここが一番大事なポイントです。2025年4月から制度が改正され、黒ナンバーの取得手続きに新しいステップが加わりました。

具体的には、次の2つが義務化されました。

  • 貨物軽自動車安全管理者の講習受講
  • 適性診断の受診

以前より少し手順が増えているので、古い情報を見て進めると手続きが滞ることがあります。以下の最新フローで進めてください。

黒ナンバー取得の流れ(5ステップ)

ステップ1:車両を用意する

まず、事業に使う軽貨物車を用意します。エブリイやハイゼットカーゴなどの軽バンが定番です。

車は購入のほか、リースで用意する方法もあります。初期費用を抑えたい方、いきなり車を買うのが不安な方には、整備や保険込みで月額定額の軽貨物リースという選択肢もあります。

ステップ2:安全管理者講習・適性診断を受ける(2025年改正)

2025年4月から義務化された「貨物軽自動車安全管理者講習」を受講します。個人事業主として一人で始める場合も、自分自身がこの「安全管理者」となり、講習を受ける必要があります。

講習では、安全運転の基本、車両の点検方法、事故防止の考え方、記録の付け方など、配送事業者として知っておくべき内容を学びます。修了すると証明書が発行され、後の届出に使います。

あわせて、初めて開業する方は運転者の「初任適性診断」も受診します。これは運転の特性を確認するテストです。

ステップ3:必要書類を準備する

黒ナンバーの届出に必要な書類を揃えます。主な書類は次のとおりです。

  • 貨物軽自動車運送事業経営届出書
  • 運賃料金設定届出書
  • 事業用自動車等連絡書
  • 車検証のコピー
  • 安全管理者講習の修了証明書(2025年改正で追加)
  • 適性診断の結果票(初めて開業する場合)

書式は運輸支局によって少し異なる場合があるので、提出先の運輸支局のものを確認しましょう。

ステップ4:運輸支局で届出をする

必要書類が揃ったら、お住まいの地域を管轄する運輸支局で届出をします。

書類に不備がなければ、その場で「事業用自動車等連絡書」に運輸支局の押印がもらえます。

この押印済みの書類が、次のステップで必要になります。

ステップ5:軽自動車検査協会で黒ナンバーを受け取る

最後に、軽自動車検査協会へ行き、運輸支局で押印された連絡書などを提出して、黒ナンバープレートを受け取ります。

このとき、車検証の原本と、今ついている黄色いナンバープレートも持参します。ナンバー交付の手数料は約1,500〜1,600円です。新しい黒ナンバーを車に取り付ければ、手続きは完了です。

黒ナンバー取得にかかる費用

黒ナンバーの取得自体は、それほど高額ではありません。主な費用の目安は次のとおりです。

  • ナンバープレート交付手数料:約1,500〜1,600円
  • 安全管理者講習・適性診断の受講料:内容により変動
  • (任意)行政書士に手続きを代行してもらう場合の代行費用

届出そのものは個人で行えば数千円程度で済みます。手続きが不安な方や、講習・書類準備の手間を省きたい方は、行政書士に代行を依頼する方法もあります。

 取得後に必要なこと

黒ナンバーを取得したら、配送の仕事を始められますが、いくつか忘れてはいけないことがあります。

  • 事業用の任意保険への加入:自家用とは別に、事業用(営業用)の保険に入る必要があります。ここを怠ると、万一の事故で補償されないことがあるので必ず加入しましょう。
  • 開業届の提出:個人事業主として、税務署へ開業届を出します。
  • 帳簿・記録の管理:事業として、売上や経費の記録をつけます。

まとめ:黒ナンバーは個人でも取得できる

黒ナンバーの取り方を、5ステップで解説しました。

2025年4月の改正で安全管理者講習・適性診断が加わりましたが、順を追って進めれば、個人でも十分に取得できます。

流れをもう一度おさらいすると、

  1. 車両を用意
  2. 講習・診断を受ける
  3. 書類準備
  4. 運輸支局で届出
  5. 軽自動車検査協会で黒ナンバー受領、です。

配送で独立する第一歩は、車両と黒ナンバーの準備から。

「いきなり車を買うのは不安」「初期費用を抑えて始めたい」という方は、整備・保険込みで月額定額の軽貨物リースを利用すれば、車の準備と同時に手間を減らせます。

 軽貨物リースのご案内

LE MANSでは、Amazon Flexや軽貨物配送で独立したい方に向けて、黒ナンバー付き軽貨物車のリースを行っています。車両のご用意から黒ナンバーの取得サポートまで、これから始める方を応援します。お気軽にご相談ください。

 → 軽貨物リースの詳細・お問い合わせはインスタのDMから

本記事は2026年6月時点の情報をもとに作成しています。

制度や手続きの詳細は変更される場合があるため、最新の情報は管轄の運輸支局・軽自動車検査協会の公式情報をご確認ください。